dynabookSS2110のOS(w2k)を再インストールする事になった。良い機会なので、MBR情報を待避しおき、GRUBのインストール失敗を想定して、MBRの書き戻し訓練をしてみた。
(この記事は大変危険なコマンドを使います。試す場合は記事の内容を理解した後、自己責任にてお願いします)
(1) Puppy(4.1.1us)をCDから起動。ddコマンドでHDDを全てゼロクリア。徹底的に使えなくする。
dd if=/dev/zero of=/dev/sda1
(2) HDDを適当に2つに切る(今回は15GB+5GB)。
(3) PC添付のリカバリCDでWindows2000を15GB側にインストール
(4) 再度CDからPuppyを起動。ddコマンドでUSBメモリへWidows2000のMBRを書き出す(緊急持ち出し用?)
dd if=/dev/sda of=/mnt/sdb1/w2k.mbr bs=512 count=1
(5) 残りのパーティションにpuppyをインストール(簡素なインストールで)。
(6) grub-installでMBRを書き換える
(7) 再起動して、Windows2000もpuppyもGRUBから切り替えて起動できることを確認。
(8) puppyを起動し、ddコマンドでgrubのMBRをUSBメモリへ書き出す(これはおまけ)
dd if=/dev/sda of=/mnt/sdb1/puppy.mbr bs=512 count=1
(9) 続けてddコマンドでWindows2000のMBRをUSBメモリから書き戻す。
dd if=/mnt/sdb1/w2k.mbr of=/dev/sda bs=512 count=1
(10) 再起動する。
…当たり前だが、Win2kが起動した。
でも、本当に待避したMBRがWin2kを起動できたので安心した。今回書き出したMBRは救急箱に入れておこう。
とてもよい防災訓練だった。
2008年11月22日
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